哀乃 – 紅玉は渦中で嗤う 歌詞 (Lyrics)

歌詞

一人目は旅の賢者
揺らぐ光に魅せられて
道すがら私を拾い上げた
「欲を知りなさい」

二人目は町の領主
年甲斐もなく入れ上げて
地位名誉溶かし衰え果てた
「恋を知りなさい」

ねえ 見たこともないような
美しさでしょう?

ラルラリラ
この唇も体も全て貴方のもの
ラルラリラ
私だけ見て
その心尽きるまで愛でて

百超える頃にはもう
あらゆる「愛」がお手のもの
女王さえ私を引き立てるの
当然でしょう

あれもこれもみな手に入る
目が合えば微笑み合図
とりあえず焦らせる
「思い通りにしたいでしょう?」
どの時代もみな同じ
何千回見た終わり
ただ一つの石が人の世を狂わす物語

指一振りで国は戦火
目配せだけで時は止まる
幸福は禍を以て完成するの

ラルラリラ
この唇も体も全て貴方のもの
ラルラリラ
私だけ見て
その心尽きるまで愛でて

ラルラリラ
あれもこれもいただきましょう
ラルラリラ
私だけ見て
命燃え尽きるその日まで


音楽情報

曲名
紅玉は渦中で嗤う
歌手
哀乃 (Aino)
発売日
2024/01/01
作詞
哀乃
作曲
哀乃