
かざぐるま
音羽-otoha-の曲 ‧ 2025年
音羽-otoha- – かざぐるま 歌詞 (Lyrics)
日本語
Romanized
歌詞
春風の匂いまとう貴方の 柔らかな笑みが痛くて
束ねた言葉 何一つ渡せぬまま 最後の駅だ
見慣れた角でふたり手を振る 肌寒い心残して
何度目だろう 振り返らない背中を見届けるのは
守りたいものもなくて 空っぽのまま見上げた冬空
足踏みばかりの日々に風が吹いて 花びらが踊りはじめた
からから回り回っている 心の春がざわめく
貴方という嵐が吹くかぎり
からから巡り巡っている さだめの中で貴方に遭えた
伝えに行くよ 願い叶わなくても
思い出すのは貴方がくれた ひだまりのような言葉
木陰の隅で動けないままの僕を 連れ出したんだ
暮れなずむ空がいつか 蝉時雨を連れて来る前に
加速していく想いに追いつかなきゃ
取り残したままじゃ終われない
からから回り回っている 心の春が痺れる
胸を焦がす声が鳴るかぎり
からから巡り巡っている さだめの中で貴方に遭えた
止まらないんだ 咲いたこの想いが
もう二度とこんな春は来ないだろう そう思えるほどに苦しい
角を曲がるその手をぎゅっと引き止めたら
この風は止まってしまうのかい?
からから回り回っている 心の春がざわめく
貴方という嵐が吹くかぎり
からから巡り巡っている さだめの中で 貴方に遭えた
伝えに行くよ 願い叶わなくても