シユイ – ひとちがい 歌詞 (Lyrics)

歌詞

ああ、きっとそれはたぶん人違いです
最近なんだかたまに間違えられてしまうんです
どこのどなたか存じ上げませんが
どうやら私とよく似ているようで

髪型でしょうか 顔立ちでしょうか
それとも同じフレグランス使ってるとか?
まあ、どこにでもいるような人間ですから
見間違えることもあるでしょう

私によく似た私 だけどそれは私じゃない
黒子の位置だとか旋毛の向きだとか
偶然同じだとしたって
あなたが見てるのは虚像 他の誰かの幻像
ほら、私と似ても似つかないでしょ?
だから人違いです

もう一度言うけどまるで人違いです
そろそろ私もうんざりしてきてるんです
どこのどなたか存じ上げませんが
そちら様もきっといい迷惑でしょうね

通りすがりのモブキャラですから
思い浮かべてる人ではないから
ドラマチックな再会は役不足です
どんな関係だろうと 何年ぶりだろうと
あなたと私は今日がはじめまして

さよならいつかの私 今じゃただの別人
分厚い殻を脱いで 蛹のように眠って
明日が来る度に生まれ変わってゆく

私によく似た私 だけどそれは私じゃない
瞳の色だとか耳の形だとか
偶然同じだとしたって
あなたが見てるのはあの日 止まっているままの記憶
ほら、私は今ここにしかいないから 先を急いでるの

私によく似た私 だけどそれは私じゃない
まあ、そんなわけで 人違いです


音楽情報

曲名
ひとちがい
歌手
シユイ (Shiyui)
発売日
2024/05/08
作詞
40mP
作曲
40mP