
ヴィルマ
ハリウリサの曲 ‧ 2024年
ハリウリサ – ヴィルマ 歌詞 (Lyrics)
日本語
Romanized
歌詞
私の母の名前はヴィルマ
フィリピンから日本へやってきた人
幼い兄弟養うため 言葉も話せない見知らぬ国へ
そんな異国で生まれて初めて 恋に落ち私を産んでくれた
誰よりも深い無限の愛で 貧しくても笑顔で育ててくれた
ヴィルマ でも私は
片言でしか話せない貴方を
同級生がからかう度に
恥ずかしくて恨んでいた
私にはずっと誰にも言えず 一人悩んでいたことがあった
身体は女 心は男 理解が出来なくて消えたくなった
そんな私を母は知っていて 抱きしめて明るく話してくれた
「愛は自由よ それでいいんだよ 何にも悪いことしてないのだから」
ヴィルマ そう私は
周りと違う貴方を恨んだのに
周りと違う私の側で
味方でいてくれました
時に貴方の愛の重さに耐えきれず大喧嘩
Why don't you understand?
My life only once.
普通の幸せ願う母 夢を追いかけたい私
互いに譲れず母から逃げるように 家を出た
一人で生きていく
ヴィルマ そうあの日から
ローマ字だらけのライン気付きながら
意地を張って素直になれず
見てない振りしてました
ヴィルマ でも私が
仕事終わり深夜家に帰ると
ドアノブにかかるフィリピン料理
涙が込み上げてきた
数ヶ月ぶりに母への電話
なぜかドキドキしてボタンを押した
母はいつもの明るい声で
言葉が出ない私に一言 「愛してるよ」