吉澤嘉代子による『メモリー』のカバーアート
メモリー 吉澤嘉代子の曲 ‧ 2025年

吉澤嘉代子 – メモリー 歌詞 (Lyrics)

歌詞

鞄の中にお菓子と大好きな本を仕舞って
お喋りな兎を抱いて秘密の旅に出るの

欅道を抜けると彼方には白小鳩
ジオラマの街を飛ぶ小さな魔女だった

たった一つの思い出を守り続けて生きていける
やさしい涙が流れてやがて運河に繋がるように
やっと見つけるの
わたしのほんとうの名前を

瞼をとじたら今日を忘れてしまうのかな
寂しいときの魔法も要らなくなるのかな

桜草が揺れると瞬いた緑小灰蝶
果てのない箱庭に最後の季節が来た

たった一つの思い出を守り続けて生きていける
つめたい光が注いでやがて森羅に繋がるように
やっと見つけるの
わたしのほんとうの名前を

たった一つの約束を唱え続けて生きていける
霞がかった架け橋がいま故郷に繋がるように
やっと見つけたの
わたしのほんとうの名前を