藤咲凪による『なんとなく』のカバーアート
なんとなく 藤咲凪の曲 ‧ 2025年

藤咲凪 – なんとなく 歌詞 (Lyrics)

日本語 Romanized

歌詞

案外単純なことばかり
笑って 怒って 嘆いて 有頂天
ぐるりと巡る人生の輪っか

そのどこかで出会った
記憶とは曖昧なもので
いつからだとか どうしてとか
大切な瞬間グラデーション

夜風が明日に連れてった
未来とか曖昧な妄想は
何気ない言葉で煌めいた
大きくて小さな世界で歌う

なんとなく ただなんとなく
ふわりと納得した気持ちが良いんだ
おとぎばなしみたいに美しくはないけど
始まりと終わりに
あなたを想って
なんて言うか なんて言おっか
今はこれで 十分かな

辛いと口に出せば
ズル賢くなれるような
浮いたり 沈んだり
街の雑踏に揺れた

「会いたいと」
呟いたもの
透明に見えて不透明
綺麗事だけじゃ乗り切れない
大きくて小さな世界で踊る

曖昧で ただ曖昧で
右に左に移り行く心模様
チグハグな感情彩る
星が照らすシルエット
始まりはいつも
あなたがきっかけ
なんて言うか なんて言おっか
今はこれで 十分かな

着飾って 見栄を張って
本音をグルグルに巻いて
帰り道なんだか涙が止まらなくなった
全部見透かしてよって
ワガママな乙女子心
気付いて 気付いてって
今日も宇宙を見上げた

なんとなく ただなんとなく
ふわりと納得した気持ちが良いんだ
おとぎばなしみたいに美しくはないけど
始まりと終わりに
あなたを想って
なんて言うか なんて言おっか
今はこれで 十分かな